『全ソ連邦共産党史』/国立国会図書館デジタルコレクション目録

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今回は国立国会図書館デジタルコレクションに公開されている外務省調査部『全ソ連邦共産党史』の目録をまとめたいと思います。

学問・思想・宗教などについて触れていても、私自身がそれらを正しいと考えているわけではありません。

 

 

序文

『全ソ連邦共産党史』は大日本帝国時代の外務省のエリート集団によって、ロシア革命直前のロシアの様子から1930年代後半までが詳細に研究されています。現在、巷で販売されている著作と比較しても見劣りしないばかりか、それ以上に緻密にソ連の歴史を追っていますので、下手に専門書を買うよりは1930年代の外務省のソ連の研究内容を調べた方が、ロシアについての理解が深まるのではないかと思うほどです。

『全ソ連邦共産党史』上巻

全「ソ」聯邦共産党史. 上巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション

目次
著者より/1~2
第一章 ボルシェヴィズムの歷史的準備/1~64
第二章 ロシアにおけるプロレタリアートの政治的ヘゲモニーのための鬪爭(『勞働解放』團からロシア社會民主勞働者黨第一囘大會まで)/65~100
第三章 黨のための鬪爭(崩壞、離散、動搖の時期。『イスクラ』の鬪爭)/101~138
第四章 第二囘黨大會と分裂時代/139~180
第五章 一九〇五―一九〇七年の革命の性質および推進力に對するボルシェヴィキの評價(メンシェヴィキおよびトロツキー派に對する鬪爭)/181~256
第六章 一九〇五―一九〇七年の革命の進行中におけるボルシェヴィキ黨の戰術の點檢/257~296
第七章 十二月暴動と反動時代との間/297~340
第八章 第一革命時代の大衆鬪爭の指導における黨/341~389
第九章 反動時代と革命の退却(一九〇七―一九一〇年)/391~436
第十章 新しき昻揚期における黨(一九一一―一九一四年)/437~500
第十一章 帝國主義戰爭(戰爭の評價とボルシェヴィキの戰術)/501~532
第十二章 帝國主義戰爭時代における黨の活動/533~563
人名索引/565

『全ソ連邦共産党史』下巻

全「ソ」聯邦共産党史. 下巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション

目次
第十三章 一九一七年の二月革命と『黨の新しき態度』/1~51
第十四章 十月への途上における黨/53~129
第十五章 プロレタリア革命とソヴィエト權力の第一步/131~194
第十六章 戰時共產主義/195~260
第十七章 新經濟政策への移行(第十囘および第十一囘黨大會)/261~313
第十八章 第十一囘黨大會乃至第十三囘大會のネップの途上における社會主義的攻擊/315~373
第十九章 第十三囘大會から第十四囘黨會議に至る時期における黨/375~416
第二十章 第十四囘黨大會 工業化の大會/417~458
第二十一章 復興期から社會主義的改造期へ(第十四囘大會と第十五囘大會との間)/459~506
第二十二章 第十五囘大會 集團化の大會/507~532
第二十三章 國民經濟の社會主義的改造の途上/533~577
第二十四章 第十六囘黨大會 展開された社會主義的攻擊の大會/579~616
第二十五章 第十六囘大會と第十七囘黨會議との間/617~642
第二十六章 現段階における黨/643~690
結語/691~693
全ソ聯邦共產黨史および革命運動史年表/695~710
全ソ聯邦共產黨史總人名索引/711~804

感想

外務省によるソ連の研究所はほかに多数置かれていますので、今後、そちらの方もまとめられればと思います。

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最後に

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