四王天延孝/国立国会図書館デジタルコレクション目録

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こんにちは。いつもお越しくださる方も、初めての方もご訪問ありがとうございます。

今回は国立国会図書館デジタルコレクションに公開されている四王天延孝の目録をまとめたいと思います。

学問・思想・宗教などについて触れていても、私自身がそれらを正しいと考えているわけではありません。

 

 

序文

今回は戦前に『シオン賢者の議定書』の邦訳を行った四王天延孝の著作についてまとめたいと思います。ここでは『シオン賢者の議定書』についての真偽を議論することを目的としていませんで、そういった議論を求めておられる読者の方には物足りない内容になっていると思いますが、その点はご了承ください。

四王天延孝

四王天延孝 - Wikipedia

第三インターナショナルについて(1928年)

第三インターナシヨナルに就て - 国立国会図書館デジタルコレクション

国際連盟の実情(1933年)

国際聯盟の実情 - 国立国会図書館デジタルコレクション

フリーメイソン秘密結社について:世界覆滅の大陰謀暴露(1933年)

フリーメーソン秘密結社に就いて - 国立国会図書館デジタルコレクション

欧州政局の混乱と国防について(1935年)

欧洲政局の混乱と国防に就て - 国立国会図書館デジタルコレクション

第二次世界大戦来の我国防(1936年)

第二次世界大戦来と我国防 - 国立国会図書館デジタルコレクション

メーデーフリーメイソンの正体(1937年)

メーデーとフリーメーソンの正体 - 国立国会図書館デジタルコレクション

ユダヤ思想および運動(1941年)

ユダヤ思想及運動 - 国立国会図書館デジタルコレクション

目次
序文 平沼騏一郞
自序
緖言/1
第一篇 總說/5
第二篇 猶太民族に關する豫備智識/9
第一章 猶太民族の過去、現在/9
第二章 猶太民族の特異性/15
第三章 猶太民族の宗敎/22
第三篇 猶太思想/41
第一章 通論/41
第二章 保守的にして進步的/42
第三章 國際主義、萬國主義/45
第四章 自尊心と排他獨占的/49
第五章 功利的思想/53
第六章 堅忍、勤勉幡の諸德/61
第七章 陰性的、復讎的/66
第八章 ユダヤ運動の戰術に就て/71
第四篇 祕密結社フリーメーソンリー/73
第一章 總說/73
第五篇 猶太の運動(前記)/135
第一章 槪說/135
第二章 フランス革命/137
第三章 米國獨立革命に於けるユダヤフリーメーソンの努力/144
第四章 シオン運動/147
第五章 インターナシヨナル運動/153
第六章 猶太解放の三策(第一世界大戰の眞因との關係)/185
第七章 第一囘シオン長老會議/194
第六篇 近代のユダヤ運動/211
第一章 槪說/211
第二章 第一世界大戰/215
第三章 ロシア革命と猶太/232
第四章 墺匃國革命と猶太/262
第五章 獨逸革命と猶太/266
第六章 パレスタインの復興/276
第七章 國際聯盟の創立/283
第七篇 現代のユダヤ運動/291
第一章 序論/291
第二章 フリーメーソンの東洋政策/292
第三章 滿洲事變/296
第四章 第二世界大戰の序幕(其一)/302
第五章 第二世界大戰の序幕(其二)/310
第六章 支那事變と歐洲戰爭との關聯/336
第八篇 日本の對猶太、對フリーメーソン策/343
第一章 槪說/343
第二章 親猶主義/350
第三章 反猶太主義/358
第四章 まつろはしむ/363
結言/365
引用書目/367
附錄 第一 支那猶太の悲劇/373
附錄 第二 英猶帝國主義の祕密政治機關と見られるフリーメーソン/385
附錄 第三 シオンの議定書

四王天延孝清話(1942年)

四王天延孝清話 - 国立国会図書館デジタルコレクション

目次
序に代へて/1
時局随感
大東亜戦争と猶太人/3
神機遂に来る/55
英米の対日敵性の正体/61
漁夫に学ぶ/67
マキヤベリズムと東洋政治/71
教学振興と精神作興/75
寸感/78
八紘一宇論/80
思想戦と啓蒙/84
遅疑するの危険/88
神武紀元慣用論/92
紀元二千六百年の感懐/96
ユダヤ問題の真髄/99
ユダヤ問題とわが対策/101
猶太主義とマルクシズム/139
猶太民族利用の危険/143
戦争誘発に躍つたユダヤ人/150
時事雑感/173
ルーズベルト親書の裏/175
米国の東洋政策/187
猶太人の裁判/191
河合博士の断罪について/201
猶太難民所感/206
ユダヤ禍論の今昔/212
我国のユダヤ禍論/214
在米日本人のユダヤ観/218
ユダヤ運動の正当性/226
東亜ユダヤ人総会に就て/229
赤とは何ぞや/239
資本資義と蓄電池/243
中支視察の感想/246
ナチ聖典と独ソ同盟/253
フランス敗れたりを読む/264

感想

戦前のユダヤ研究の第一人者の一人で陸軍属であったことから、英語圏でも四王天延孝の研究は行われているようです。戦前の日本でユダヤ問題に取り組んだ人にはほかに、酒井勝軍、安江仙弘、若宮卯之助、犬塚惟重(宇都宮希洋)などがいます。

反対にユダヤフリーメイソン陰謀論を批判した満川亀太郎吉野作造などもいますので、いずれは批判者側の著作もまとめられたらと思います。

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最後に

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