『米国を動かす猶太の勢力』④

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今回は国立国会図書館デジタルコレクションの『米国を動かす猶太の勢力』を現代語調にします。注釈などに誤りがあるかもしれませんので、ご了承ください。

学問・思想・宗教などについて触れていても、私自身がそれらを正しいと考えているわけではありません。

 

 

『米国を動かす猶太の勢力』

米国を動かす猶太の勢力 : 日米関係に対する一考察 - 国立国会図書館デジタルコレクション

ユダヤ人は戦争で儲けるが軍人には不適

ユダヤ人は戦争によって利益を得てきた。戦争があると両方から儲ける方法を執る。両方を利用して商売して儲ける。

また戦争に負けた方には革命を起こして、ユダヤ人が政府を乗っ取る。

世界大戦の時にユダヤ人は戦線に送られると敵の陣中に逃げ込んでいき、自分はそちらの国の者であると称する。厭々出てきたのであって自分は戦争を欲しないのだという。そこでロシアでは一つの方法を考えた。すなわちユダヤ人の軍隊をトルコに向かって差し向けた。トルコ人ユダヤ人を非常に憎んでいるから彼らはトルコに逃げていくことを恐れてそういうことができなかった。

宗教改革の真相

宗教改革の裏面はあまり知られていないが、あれはユダヤ人がカトリック教会を支配するようになってきたのに対してマルティン・ルターが反対した所の運動であった。スペインで迫害されて彼らユダヤ人は皆カトリック教に吸収されクリスチャンを粧うて秘密にはユダヤ教を守っていた。要するに宗教改革というものは、ユダヤ人のカトリック教会浸食に対する反抗にすぎないのであるが、多くの人はこの裏の事実をしらないようである。ユダヤ人はユダヤ教から絶対に離れるものではない。

注)ユダヤ運動の根源はユダヤ教なり

〇氏の話はこれで一応おわって、それから談話会に移っていった。(問いは会員であり、答えは〇氏である。)

アメリカの将来

問 アメリカの労働問題の将来をどう思うか。

答 いまのままで過ごしたらユダヤ人が勢力をえて2、3年中に赤になるであろう。これに反しユダヤ人を追い払うことができればアメリカは非常に繁栄をきし、日本とも親日的となる。

労働運動は赤旗であろう。

問 何故今までこの問題が喧しくならなかったのか。

答 理由は二つある。まず第一に宗教が影響している。教会がわれらは(自由主義の下に)皆同胞主義を実行しなければならないということを教えられており、そこにユダヤ人の宣伝が入ってユダヤ人のために利益になるような教育がされてきたということと、もう一つはそのキリスト教というものはユダヤ人の世界から出発したものであるからして、聖書のある部分にはユダヤ人の文章も包含されてあるわけである。それで自然に教会の人はユダヤ人に対して暖かい態度を持たなければならぬということを教えられてきた。そういうように宗教的なということが彼らのためには大いに都合のよいことであった。新聞並みに印刷所をほとんど独占していることが根本にあることは言うまでもない。

アメリカのユダヤ人をどうするか

問 アメリカではユダヤ人をどういう風に処理する考えであるか。

答 〇〇〇〇を取らざるをえまい。その上で世界会議を開かねばならない。しかしそれは容易なことではない。今のアメリカはユダヤ人に牛耳られつつある。たとえばルーズヴェルトが大統領になったときに外国への使臣は皆ユダヤ人であった。1933年モスクワにブリット、シュトラウサーをパリに、シュタインハルトをストックホルムに、モリスをブリュッセルにそれぞれおくったがいずれもユダヤ人である。また故ベルンシュタインもユダヤ人である。

かようにユダヤ人がアメリカにおいていかに大きな権力を握っているかということをアメリカの大衆が悟ったならば、彼らは直ちにユダヤ人排撃のために立つであろう。言論機関をユダヤ人に握られている今日のアメリカ人はほとんどそれを知らない。彼らがなしつつあることをしられれば彼らは壊滅の運命に遭うであろう。それには第一に米国民の敵ユダヤ人を力をもっていることを知らせること、第二はその力がアメリカに対してほしいままにしていることを知らせることであろう。

ユダヤ人の最大弱点

問 ユダヤ人の一番大きな弱点は何であるか。

答 一番弱い点は今世界で彼らがなしつつある業績そのものがすなわちそれである。

このユダヤ人の業績は専らユダヤ教に由来しているのであるが、そのユダヤ教というものは非常に頑固な神秘主義的な宗教であって、キリスト教のように聖書を幾万と公に配るようなことはしない。全部ヘブライ語でなんでも済ましてしまうという行き方であって、すべての儀式が秘密に取り行われるというたちの宗教である。

それからその教理そのものが断然ユダヤ教的であって、例えば申命記という律法には病気で死んだ動物は決してユダヤ人には売ってはいけない、しかし異邦人には売っても構わない。ユダヤ人に対しては金の利息をとってはいけないけれども異邦に対してはどんどんとってもよい。また異邦人のところの女を犯しても罪ではない、ただユダヤ人の娘を犯した場合のみ罪があるという風に、彼らに都合の良い、そうしてユダヤ人としての団結を強化できるような律法が彼らの間に厳然とあるということ、それから「エリ・エリ」というユダヤ人の祈祷がある。その音楽会などでよく歌われるが、その内容はユダヤ人の異邦人に対する復讐の完成を歌ったものである。それでそれをきいても意味が分からないからアメリカの聴衆はそれに対して手を伯いている。またコル・ニドレーという祈祷はビューリムという祭に歌われる祈祷文であって、その祈りは来るべき年にユダヤ人が語る嘘言に対して許しを願うところの祈祷であって、それは次のようなものである。

May all oaths, and all vows, which we may make in the year to come be rendered not binding, and be as nothing.

そうしてボルシェヴィズムがこのユダヤ人の武器である。結局他民族の民族的伝統的なるものを破壊することが彼らの目的である。他民族のデイグニティーを破壊する。アメリカにおいても陸軍・海軍は伝統的文化や歴史を皆破壊していくのである。この独善的で排他的なユダヤ教からくる彼らの行動が結局において彼らを亡ぼすことになろう。

ユダヤ教は悪魔の教である

問 ユダヤ教の教理は人間生活においてそれが正義であるか不正義であるかといえば明に不正義である。つまりこれは正義の神ではなく、悪魔の神の教である。だからそれを倒すだけの強い正義の神の信仰の力がなければユダヤ人を滅ぼすということは困難である。こういうことが第一に考えられますが。

答 巧みな嘘をついて正直な人を欺いて成功している。正義な人は不正直な人をそこまで持ってはいけない。不正直が正直を引き下げてしまったのである。

問 けれども真に信仰の本体が正しければ、結局その正義が栄え不正義が倒れるということになる。自分はキリスト教のことは知らないが、キリスト教にもし本当に正義があるならば、ユダヤ教は結局キリスト教の正義を本当にくみ取ることができるはずであり、そうなればユダヤ教を倒すこともできるという宗教的な問題があり得るわけです。キリスト教でそれができないか。その次にユダヤ教の本髄は結局悪魔の教であるということを今更いうまでもない。それは何故かというと、力を用いること、それから自己の民族の利益のためにはあらゆる他民族を犠牲にする。こういったような教がいつまでも栄えるということはあり得ないのである。これが栄えるということはこのユダヤ教を滅ぼすべきキリスト教の正義を大勢の人がもっとくみ取ることをしないからではないかということについてわれわれはキリスト教に対する或疑をもつ。

答 確かにヒトラーのような風に政治経済の改革が行われるためには、まず国民が道徳的新生をしなければそれが実現し得ない。確かにそうである。アメリカにおいて真実である。しかしアメリカにおいてはそれだけの自覚がない。

日本の正義の力は最も強い

問 そこで第二の問題は正義の力、正義という一つの理想を発見し、そのレールの上にわれわれが乗ることが必要である。それに対する力をわれわれが用い、そうして国家的の団結の力によってこれを排撃するという力、いわゆる孔子のいわれた如く不正に対する「直」を以てせられるべきである。この正義のレールの上に乗った所の力を用いて行かねばならぬということを第二にわれわれは考える。

答 要するに日本人は、自然に対する洞察、宗教的な慈悲に対する感得、そうしたものがユダヤ人と全然違う。このことは非常にわれわれの心を慰める。

問 そこで先生にこの際最後にお願いしたいのは、日本の今後の国際的な進み方について是非とも知って戴きたいことは、日本の本当の中堅層をなし、日本の現在および将来を動かしていく日本人は絶対に正義のレールから外れた行き方はしないということを念願していることである。またそんな外れた行き方は将来絶対にありえないと信ずる。この点をはっきりともう一遍認識を強めていただきたい。それは日本の歴史に秘密がないということそれである。日本の歴史は誰が聞かれても、誰が読まれても、昔から今日まで正しいレールの上を各人が歩いてきた歴史である。また今のわれわれは次に来たる人にこの心を移してみんな進んでいくのである。この歴史に秘密がないということをよく知って戴きたい。

答 要するにユダヤ人の恐るべき暴力に対して一国だけがそれに進まないで残っていることはできないのであって各国がユダヤ人に征服されればされるほど結局日本も征服されるのであって、その意味において各国の愛国者が々目的のために協力しなければならない。われわれは皆同志の友である。われわれは他の国民であるけれども、日本が唯一の正しい戦いをなしえるものであるということを信ずるからして、われわれの同志に民族や国を超越して日本に対して援助するということを伝えるであろう。

問 日本は明治維新以来受けた文化中に非常にユダヤ文化の影響の多かったことをはじめて知った。今その訂正運動をやっている。ご承知の〇〇〇事件、〇〇〇事件というような事件が起こるのも、つまりはその訂正運動の一方の現われである。

現代の世界において大きな問題はユダヤ人問題であって現在日本が当面しているシナ事変もスペイン事件も皆ユダヤイズムから起こされたもので、すなわちユダヤイズムに対する戦いである。このユダヤ主義と本当に戦い得るものはわれわれ日本人であるということを今われわれは感じつつある。日本においてこそユダヤ人と決戦を交えるという資格をもつ。それは宗教的に、精神的に彼らを圧迫し得る信念をもっている。しかしながら同時に彼らにユダヤ教の非理を徹底的に改善なさしめて彼らを救わんとする信念をわれらは持っている。

日米親善の大道

答 日本は如何なる国よりもよくユダヤ人と決戦する資格をもっている。恐らくユダヤ人に対する資格をもつ国として日本が最初のものであろうと私は信ずる。アメリカにおいてはアメリカ人の善良と愚鈍さと利口と、そうしたあらゆるものがこの問題の把握を妨げている。あまりにも深く入り過ぎているから遅いんではないかとも思われる。結局日本がユダヤ主義に勝つことが我々のためでもある。日本は数十年後に偉大なある影響感化を世界に及ぼすであろう。

問 結論は結局ユダヤイズムに対して本当にアメリカ人とわれわれは共同の戦いをしたいと思う。この事はわれわれが生きている間のみならず、われわれの子孫にも伝えていくべき問題である。かくして共同の戦いを本当に持った時にこそ両国は共存共栄となることを堅く信ずるのである。こんにちは先生がこういう話をしえる人であるということを非常にうれしく思う。今日のお話は私どもにとってかつてなき喜びであったということを厚くお礼申し上げる次第であります。互いに手を携えていきたいものである。

答 ユダヤ人に関する印刷物、例えば本であるとかいうものが最近よく盗み取られている。教科書でもすべてユダヤ人に関するものがよく紛失する。また湮滅する傾向があるが、われわれはこれを補充しなければならぬ。

問 日本でもそういう傾向があるようです。

(終)

ユダヤ人はイギリスの政治枢機を握っている

軍艦足柄に便乗して訪英せる藤澤親雄氏に対し語れるイギリス帝国ファシストリーグの指導者アーノルド・リース氏の談

イギリスにおけるファシズムは、消極的にはデモクラシーに対する愛国的反抗であり、積極的には真のステーツマンシップを復興創造せんとするものである。われわれファシストは、ユダヤ財閥によって代表せられる金権政治に対抗して「イギリス人のための真のイギリス政府」を再建せんとするものである。

われわれはユダヤ的デモクラシーのスローガンである自由平等博愛を否認する。われわれはイギリス国民の高貴なる歴史伝統の裏に涵養せられ継承せられてきた人種的本能をあくまでも尊重しこれを保持せんと欲する。この本能の命ずるところ、人間は決して平等なるものではなく、先天的に決定せられた指導者と被指導者との素質的区別が、自然と認識せられなければならない。

従ってわれわれの敵は、人類平等主義と偽善に満ちた国際主義の美名にかくれてイギリス大衆を搾取し、かつボルシェヴィズムと国際連盟国際決済銀行金本位制とを自己の武器として各国民を破壊せんと欲するユダヤ人である。今日イギリスとフランスとが提携しているのは、決して真の民族的提携ではない。それは両国において政治の枢機を握っている国際的ユダヤ財閥の結束に他ならないのである。

イギリスが東洋において帝国主義的政策をとっているのは、本来のイギリス民族の意図するところではなく、その実ユダヤ人がイギリスの名において異なっているのである。もし自分たちが政権をとるならば、オーストラリアの如きは日本に割譲してもかまわない。

(終)

感想

感想というよりは補足的な説明になりますが、東京都麹町の内幸町に「国際政経学会」という団体が存在していました。紹介の辞を述べている宇都宮希洋、本名は犬塚惟重といい、佐賀出身で海軍の軍人でした。戦前の日本におけるユダヤ研究の第一人者の一人でした。上海のフリーメイソン強制捜査に関わり、ソ連および上海のフリーメイソンが大東社系であることを突き止めました。犬塚惟重の妻、犬塚きよ子の著作が1980年代に出版されており、ユダヤ問題やフリーメイソンの問題について触れられているようです。私自身は読んだことはありません。

文末に登場するイギリスファシスト党のアーノルド・リースは、ユダヤ人による儀式殺人に関するパンフレットを発行した罪で6カ月投獄されています。出所後にも更にユダヤ教の過越祭におけるキリスト教徒の子供の生贄について書き残しています。

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最後に

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