『米国を動かす猶太の勢力』③

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今回は国立国会図書館デジタルコレクションの『米国を動かす猶太の勢力』を現代語調にします。注釈などに誤りがあるかもしれませんので、ご了承ください。

学問・思想・宗教などについて触れていても、私自身がそれらを正しいと考えているわけではありません。

 

 

『米国を動かす猶太の勢力』

米国を動かす猶太の勢力 : 日米関係に対する一考察 - 国立国会図書館デジタルコレクション

ユダヤ人の犯罪は記録に止めない

ユダヤ人は年々歳々勢力をアメリカに得てきているが、そういう中でもユダヤ人の犯罪は記録することはできない。どんな警察の帳簿にもユダヤ人ということは絶対に書けないことになっております。すべてユダヤ人の常に主張する所によれば、統計によってユダヤ人は犯罪を犯さないことが証明されていると。

しかし大概のギャングはユダヤ人が協力しているものである。また、魔窟は度の町でもユダヤ人支配している。ギャングの記事なんかにはアメリカ人と書いているけれど、しかしそれはアメリカ人と称するユダヤ人のことである。大きな町では政治的勢力を利用して、ユダヤ人はよく裁判官になる。ほとんど半分はユダヤ人だというような現象を呈している。だからしユダヤ人の犯罪者はユダヤ人の裁判官に裁かれて、時には罪悪が発見されるが、それがまた許されることがある。

反ユダヤ主義の名士は怪死する

ワシントンにおける議会の大切な演説は書かないことがある。ある議員が、ユダヤ人の問題は絶対に発表しないように主張しかつもし言いたければ、予め自分に直接に言って欲しいということを要求した。ある強硬な議員が敢然としてユダヤ攻撃をやった所やめろと警告されたが、これに屈せず主張しつづけたので、彼は数々警告を受けた。彼は選挙前に死亡したが、新聞は心臓疾患だと言っている。

上院議員のショウ氏はユダヤ人のことを攻撃する目的でユダヤ人とは言わないで、赤、ボルシェヴィキという名を用いて論じた。それをも止めろと注意されたが、彼はその後もそれを続けた。その後彼はタクシーにぶつけられて死んでしまった。その町の人はこのタクシーの運転手はユダヤ人であると言っている。

以下この種の実例をもう少し述べてみる。

ヒウェーロングはボルシェヴィキに対する猛烈な反対者であって、彼は反ユダヤ主義の旗印を掲げて大統領候補に乗り出すということが全米に知れ渡った。それはアメリカにおける反ユダヤ運動者にとっては非常なホープだった。しかるに彼は事務所へいく途中、ワイズというユダヤ人にピストルで射殺された。また、カルヴィン・クーリッジは1923年から1928年までアメリカ大統領の地位にあったが、1932年の選挙前に、彼は心臓疾患で死んだ。

クーリッジに次ぐ保守主義(講演者は愛国的反ボルシェヴィキをこの名で通称す)の大人物はドワイト・モロー(リンドバーグ夫人の父)でありますが、彼はメキシコ駐箚大使であった時に非常な反ボルシェヴィキであった。彼がもし昨年の選挙まで生き延びて負おったならば、彼は同じく心臓病で死んだであろう。

更に保守主義者のなかではメリーランドの知事リチーという大人物が残っておりましたが、彼は昨年全米を遊説旅行して、反ボルシェヴィキの趣旨を徹底させようとした。彼は鉄道の切符を買って明朝早く出発しようとしておったが、その前の晩に寝たきりで死んでしまった。

それからこの前の民主党の指導者のウィリアム・デニング・ブライアンは反ボルシェヴィキであった。彼はボルシェヴィズムがアメリカに入った頃に反対したが、1926年にやはり心臓病で死んだ。

オリンピック委員長ロバート・シヤリオはユダヤ人がアメリカが選手をドイツ送ることを反対して、即アメリカだけを参加せしめないように迫ったのに対して、彼はそれに反対してユダヤ人を非常に怒らせた。これを知った人々は、彼は必ずまた心臓病で死ぬだろうと前もって予言することができた。彼は準備のためにパリに行ったのであるが、こういうことがあってから2週間後にパリで心臓病で死んだと報ぜられております。

ニューヨーク市の出納係に、ユダヤ人でない所のカーニーグハムという者が選ばれたのであるが、彼は初めて登庁する途中、馬に乗っていったのであるけれど、落馬して死んでしまったが、ドクターはそれを心臓麻痺で死んだと言っております。

陸軍委員会の委員長マクツェン、彼はユダヤ人の自由党の人と確執を生じて辞職して腹を立てて家に帰る途中死んでしまった。

こういう現象は前もって人が予測するといつもそのように死んでいく経路を辿っている。ショウ氏が議会で反ユダヤの演説をした時に人は皆彼は死ぬであろうということを言っていたが、結局タクシーの衝突で死んだ。

すべてそういうように死んだ人のことを考えてみると、クラシン、ブライアン、クーリッジら死んだ人はみな保守党であって、それを考えると初めて意味がわかる。

すべて反ボルシェヴィズムすなわち反ユダヤの指導者たちは死ぬという経路を辿っている。以上の実例の通り、ボルシェヴィキに反対した40人ばかりの有名な人物の中で、現在まで生き残っているのは二人だけで、その名前はジョン・デイヴィスとハーバート・フーヴァーである。すべてボルシェヴィズムに反抗して政治的運動をやった人は変死もしくは急死しております。デイヴィスとフーヴァーが生き残っている理由は、たぶんこの二人は注意深く大胆な行動をやらなかったということにあるらしい。大胆なものは例外なく死んでいる。

また死因を調べてみれば15人ないし20人のなかの1人か2人かだけがタクシーの衝突で死んだだけであとは心臓病である。

これに反して自由党およびボルシェヴィキ側の者は皆生きている。すなわち25人の反ボルシェヴィキと25人のボルシェヴィキストを比べてみると、前者は皆変死しているが、後者は皆生きている。これは他の国においても皆同じ事であろうと思う。

注)アメリカのみならず英仏でも真剣に排ユダヤ運動を起こす者は大体いつのまにか心臓病で斃れている。この心臓病とはいかなるものかは読者の察知される所であろうと思う。

オリンピック東京大会を恐れる

先の会長が死んでからアメリカにおけるオリンピック委員長はユダヤ人である。これは日本人にとっては非常に大事なことであるが、恐らく1940年のオリンピック東京大会にはアメリカのユダヤ人はアメリカの選手が日本に来ないように運動するであろう。それは日本とドイツとの政治上の関係があるために、ドイツに対してやった如く、言論戦、新聞戦によって新聞を利用してその運動を勧告するであろう。ユダヤ人は日本に対してはいつでも今でも非常に悪く宣伝し嘘を言っている。それだから彼らはアメリカ人が日本にきて実際日本を知るということを非常に好まない。ドイツにいくことに反対したのも同様の理由からである。

ユダヤ人の打つ手と二重政策

① アメリカの民衆の意見というものはまず半世紀ほど前から漸次ユダヤ人によって牛耳られてきつつあった。

② 世界大戦がはじまった時に、彼らは親独論を盛んに宣伝した。それはロシアの皇帝をドイツをして倒させることを希望したからである。20世紀のはじめからユダヤ人の目的は帝政ロシアを倒すことであったので、世界戦争の初期にはこれを倒さんがために親独論を宣伝したのである。

③ そのロシア皇帝がやつけられロシアにユダヤ系の政府が建設されてからは反独論に変わった。すなわちはじめは親独論を宣伝してドイツをしてロシアを打たし、そのロシアにユダヤ人の革命政府ができると、今度は反独の宣伝をしてアメリカを戦争に参加させてドイツを倒した。そこで二つの国がユダヤ人によって倒されたのである。そういうことはサンフランシスコのユダヤ人新聞ユーマニテに出たことであるが、新聞に書いたものによると、ロシアをやつけたから今度はイギリスについてイギリスと協定し、アメリカと共に組んでドイツをうつための計画を立てて遂に成功したという風に発表している。要するに非ユダヤ人を憎むという傾向を示している。(注 プロトコールの条項通りを実行している)

④ それについては自分はよく人の言うのを聞いた。

すなわちボルシェヴィズムは反資本主義であって、われらが渡せば彼らが受け取るというのであって、渡すのはアメリカ人並びに非ユダヤ人であり、受け取るのがユダヤ人である。われわれがわたせば向こうが取る要するにユダヤ人がそれを皆受け取るのである。ユダヤ人がボルシェヴィズムを利用するのは非ユダヤ人の国体政体ならびに資本を倒すための手段である。これがユダヤ運動の最も重要な一つの点である。

注)ユダヤ人が共産主義を一向危険視せざる理由

⑤ それから日本は資本主義の最もよき手本である。それが非常にうまく運転されているから、日本の完全な資本主義のよき運用に対して彼らは非常に反感をもっている。従って日本を非常に憎んでいる。

⑥ アメリカでは平和論が盛んである。その指導者はユダヤ人であることは申すまでもないが、今その平和運動を起こして、ラジオなんかでも盛んに宣伝してアメリカ人に加入を進めている。しかしこれが一度組織ができて大きくなると今度はその平和運動の敵はドイツと日本であると唱えることになる。結局反日ドイツということになる。

⑦ この平和運動は結局戦争をさせることが目的となりそれによって、自分らの最後の目的を達しようというのである。将来こういう口実の下に戦争をさせる、すなわちこの戦争は例外である、われわれの平和が脅威されたから平和のために戦うのであるというところにもっていこうというのである。これは1906年の時にアメリカを参戦させたやり口と同じである。この事は日本にとって非常に大事なことであって、色々な陰謀が皆ユダヤ人によってなされている。

そういう過去25年間ユダヤ人は各国をコントロールし、戦争をもって彼らを互いに争わせて、自分は裏で軍需工業商業ならびに金融の力で支配権を握ってきているのであるが、その間の経過は要するにユダヤ人支配の国をしてユダヤ人の支配でない国に対して戦争を仕掛けてくている。ユダヤ人の支配している国は今ではアメリカ、イギリス、フランス、ロシアであり、支配していない国は、日本、ドイツ、イタリアである。

⑧ いまトロツキーはメキシコにおってスターリンに対して新聞戦をやっている。その目的はアメリカにいるユダヤ人をしてスターリン反ユダヤ主義者であるということを知らせるためである。

⑨もしこれがアメリカのユダヤ人に知れたら、アメリカのユダヤ人は反スターリンになる。そういうことになるとその間丈けはアメリカは当分親日的になるだろう。それは日本を利用してスターリンを倒さんがためである。今アメリカのユダヤ人はどんなことになるか、また、日本がスターリンをうつために利用できるかどうかということを考えている。

⑩ それで目下アメリカは半分は親日であり、半分は排日で、いまどちらに決まるか知らんと待っているわけである。

注)この問題は現下のシナ事変に関係して考察を加えるべきである。当学会の調査によれば今英国はシナに約70億万円の借款ありとみている(1933年、レーマーの調査で約40億万円それに加えるに爾来訳30億万円を支出している。)立場からこの事変に対してシナ側に立たねばならぬ事情からでもあろうが、国内に反日宣伝がかなり猛烈である。
米国は表面政府は中立を守っているが国内の言論機関は一部を除く他、反日気分が横溢しちえる。フランスもまたしかりは当然である。
われらの見る所は英米は裏で共同動作を取りつつあることはいうまでもないが表面はアメリカをとりあえず中立的において、いつでも英米が共同して反日に向かい得るよう、アメリカ国内の情勢を誘致しつつありと思うのである。これについてはヨーロッパ大戦におけるドイツに対するアメリカの態度の変化を想起する必要がある。しかしながらシナ事変の進行如何によって日本の優越が動かすべからざる時は日本と妥協して英米のシナにおける地位を確守せんとする斡旋者ともなりえるようにアメリカが置かれているように見えるのである。ところでもしこの事変のなりゆき上、彼らが日本圧迫にでる必要を感じたときは恐らく英米のみならずフランスの他に更にソ連を誘導してくることは覚悟してしかるべきである。
ことに今回のソ支協定は在支ユダヤ財閥斡旋によって成立したことはシナよりの情報で明らかである。従ってシナ経済独占を目指すユダヤ財閥に日本との妥協は非常に困難と思われる。
そこで今ソ連内における大ロシア人とユダヤ人の民族的争闘からスターリンが大ロシア人側から強要されてやや反ユダヤ人的に傾いている昨今、アメリカのユダヤ人がスターリンに対して反感を有することは当然であるが、しかしながらシナ事変の如きかれら英米ユダヤ人にとって重大な関心事が突発した今日かれらはむしろスターリンと妥協してソ連のシナ援助を徹底せしめ、また満ソ国境の紛争を激発せしむることに出つつあるかも計り難いのである。シナが共産化しないことは彼らの熟知している所である。ことに地中海問題を穏便にせんとする英ソの微妙なる接触並みに先般イギリスがソ連に対し1000万ポンドのクレジットを与え、また昨今の英ソ間の密接なる関係について見るも、われらは注目を怠ることができないものがあるのである。従って、この点について〇氏のこの⑨の意見は現今の事情に照らしてなお考察する必要があるのである。

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最後に

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